
長雨や集中豪雨によって、土や石や岩が水と混じりあい大きな固まりになって、谷を削りながらどんどん大きくなって一気に下流へ流れ落ちる現象である。土石流の多くは市街地を走る自動車と同じくらいの速度(時速40〜50km程度)である。

土石流の多くは雨が引き金となって起こる。長雨や大雨で危険だと思ったら早めに避難すること。

土石流は上流部で発生することが多いので、山麓まで到達するのに数分、時間がかかる場合が多い。そのため前兆現象に注意し土石流の発生をいち早く察知して、避難を行うことが望ましい。

土石流は一度発生したら終わるとは限らず、2度3度と襲ってくることがある。安全が確認されるまで絶対に家に戻らないこと。