災害に対して日頃の心構え
災害について
 
災害に備え準備しておくこと
災害が起こりそうな時注意すること
災害が起きた時にすること
洪水災害
台風災害
土砂災害
集中豪雨災害
 
 
災害について

集中豪雨災害

 
 

集中豪雨になるメカニズム

地表面が日射で温まっている時に上空に寒気が流れ込むと、上昇気流が発達しやすくなる。こういった状態のことを『大気の状態が不安定』といい、積乱雲の発生・発達を促し、豪雨を引き起こす要因となる。

前線、集風線、大気の不安定など様々な要因があり、それらの原因により、積乱雲が発達して局地的な豪雨が発生することがある。

日本付近に前線が停滞している時(特に梅雨期の終わり頃に発生しやすい)に、集中豪雨が起きやすくなる。

台風が日本へ近付いている時や、上陸した時に起きやすくなる。

大気が不安定な状態が続き、次々と雷雲が発生する時に起きやすくなる。



集中豪雨対策

日頃から住んでいる地域で過去に水害や土砂災害の被害がないか確認しておくこと。

最新の天気予報をよく確認しておくこと。

大雨警報や洪水警報が発表された場合は避難準備すること。(警報に『1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降る』や『過去数年間で最も土砂災害が発生する危険性が高くなっている』等の表現があった場合は、特に気を付けること。)




集中豪雨
 
 

POINT 1

限られた地域に対して短時間に大量の雨が降ること。別名『ゲリラ雨』とも呼ばれる。

POINT 2

気象学的には明確な定義は無いが、目安として直径10km〜数10kmの範囲に時間雨量50ミリを超える場合を集中豪雨という。

POINT 3

台風などと異なり予測が困難であり、また地形によって土石流・地滑り・崖崩れなどの土砂災害が起きやすくなる。

POINT 4

集中豪雨が起きると河川が急に増水したり、氾濫する場合がある。その結果、土砂崩れやがけ崩れの発生原因になる。

POINT 5

集中豪雨が起きると地下室や家屋の浸水、道路が冠水したりするので気を付けること。

POINT 6

集中豪雨の予想は一日くらい前から天気図などで発生する可能性が分かり、雨が降り集中豪雨になる2〜3時間前になると兆しが分かる。集中豪雨が始まった場合は、詳細な状況把握や継続時間などをテレビやラジオから確認すること。